1.バプテストの由来

名前の意義は、定義付けであり、その特質を表し他のものとの区別を明らかにする。キリスト教会には、たくさんの名前を持っている教会がある。カトリック教会・聖公会・ルーテル教会・長老教会・アッセンブリー教会・ペンテコステ教会等々、それぞれの名前には意味があり歴史がある。歴史を学ぶことによって、名前の意味や意義をより正確に知り、それぞれがどのような信仰と立場の教会に属しているかを知っておくことは、地域教会の成長の上で意味のあることである。

A.バプテストとは「バプテスマを施す者」という意味である。
バプテスマのヨハネ(マタイ3:1、マルコ1:4)
ヨハネと呼ばれる人物が新約聖書に登場しているが、彼はバプテスマと呼ばれる儀式を行なったので、バプテストのヨハネと言われていた。
B.16世紀頃、ドイツ、オランダ、スイスなどでは、カトリック教会や、一部のプロテスタントからアナバプテストと呼ばれた人々がいた
アナバプテストとは再浸礼を施す人という意味である。カトリック教会や一部のプロテスト教会からアナバプテストと呼ばれる教会に加わろうとした場合、多くは幼児バプテスマであるために、バプテスマを受けなおして会員となった。
そこで、カトリックの人々から見れば、幼児バプテスマを含めると2度目となり再バプテストと軽蔑をこめて呼ばれていた。
当のアナバプテストと呼ばれた人々は、自分たちが2度バプテストを施しているとの意識はなかった。聖書的バプテスマを1度だけ施しているとの立場であった。
イギリスでのバプテストの出現は、ヨーロッパのアナバプテストの信仰との交わりに影響されている。

C.17世紀に入って英国の清教徒運動の結果として誕生した教会で、バプテストの名前が最初に使われていたことが明らかとなっている。
1611年、イギリスのロンドンで、トマス・ヘルワイス(1550〜1611)を中心とする人々が組織した教会で、バプテストの名前が使われていたのが今日、明らかとなっている中では一番古いと言われている。

D.今日のバプテストの多くは、イギリスからアメリカに伝わり、成長発展したバプテスト教会の世界宣教によって生じたと考えられる。

U.教会史の真実


A.全ての教会は国家教会に属していたのではない

1.キリスト教会の誕生は、A.D.30年頃(使徒2章、ペンテコステの祝い)誕生したと考えられる。
2.A.D.100年〜A.D.313年は迫害の時代
ローマ帝国の支配下に誕生した教会は、その勢力が次第に拡大するにつれて、今までの地方的、散発的迫害から国家的迫害弾圧に変わってきた。     A.D.313年 デオクレティアヌス皇帝の迫害勅令
■会合の禁止
■聖書の焚棄
■会堂の破壊
■教会役員罷免
■キリストを証言する者を投獄
「殉教者の血が教会の種子である」 テルトゥリアヌス(教父の1人)A.D.313年 コンスタンチヌス皇帝によるミラノ勅令 礼拝の自由を保証、教会財産の返還、日曜礼拝を定め、国家が教会を補助 A.D.380年 テオドシウス皇帝  キリスト教と国教 A.D.395年 キリスト教唯一の公認宗教 その他を非公認として排除 *すべての教会が国家教会に加わったのではない。カトリック教会は皇帝と結びつき 巨大組織となった(A.D.590年頃)

B.真理の連続性    マタイ16:18
1. 初代教会から、今日までの聖書信仰の教会が連続している。
2. イギリスのバプテストまでたどれるが、それ以上の教会、バプテスマ、説教者、連続を証明するのはむずかしい。
3. 非国家教会がいつも正しい教理且つ、バプテストと呼ばれたのでもない。
4.多くの資料はカトリック側からの資料であり、常に非国家教会に非難的である。(今日の中国にある公認教会と家の教会の関係と類似)

真理の連続は、新約聖書の時代から今日まで、聖所の心理に忠実な教会が存在しているという説である。「使徒連続」「バプテスマ連続」「教会連続」という説明もあるが、文献などによって完全に説明できない。しかし、新約から今日までどの時代にも、聖書に忠実であろうとした教会は存在していた。ですから、直接教会の結びつきがなくても、聖書信仰は連続していると考えられよう。厳密にはプロテスタントはカトリックから出てきた教会のことであり、バプテストは、カトリックとは関係なく、あらゆる時代の聖書教会と一致、類似性をもっている。 名前の意義は、定義付けであり、その特質を表し他のものとの区別を明らかにする。
キリスト教会には、たくさんの名前を持っている教会がある。カトリック教会・聖公会・ルーテル教会・長老教会・アッセンブリー教会・ペンテコステ教会等々、それぞれの名前には意味があり歴史がある。

歴史を学ぶことによって、名前の意味や意義をより正確に知り、それぞれがどのような信仰と立場の教会に属しているかを知っておくことは、地域教会の成長の上で意味のあることである。

A.バプテストとは「バプテスマを施す者」という意味である。バプテスマのヨハネ(マタイ3:1、マルコ1:4) ヨハネと呼ばれる人物が新約聖書に登場しているが、彼はバプテスマと呼ばれる儀式を行なったので、バプテストのヨハネと言われていた。

B.16世紀頃、ドイツ、オランダ、スイスなどでは、カトリック教会や、一部のプロテスタントからアナバプテストと呼ばれた人々がいた。(今日の中国にある公認教会と家の教会の関係と類似)
  
  真理の連続は、新約聖書の時代から今日まで、聖所の心理に忠実な教会が存在しているという説である。「使徒連続」「バプテスマ連続」「教会連続」という説明もあるが、文献などによって完全に説明できない。しかし、新約から今日までどの時代にも、聖書に忠実であろうとした教会は存在していた。ですから、直接教会の結びつきがなくても、聖書信仰は連続していると考えられよう。厳密にはプロテスタントはカトリックから出てきた教会のことであり、バプテストは、カトリックとは関係なく、 あらゆる時代の聖書教会と一致、類似性をもっている。