平和な家庭シリーズ(3)
聖霊に満たされた夫と妻
西舞子バプテスト教会牧師 表 博之
日本や世界で少年たちによる凶悪な殺人事件が続いています。いずれも家庭環境に問題があると言えましょう。1人の男性と1人の女性が結ばれて家庭が始まるのですから、平和な家庭を築くには夫婦の有り方がその土台にあることは基本中の基本であります。若い男女が結婚を願い、結婚のためにはよく準備するでしょうが、結婚生活についての準備はほとんどなされてはいないのではないでしょうか。
結婚すれば自動的に幸せな家庭になるのではありません。むしろ、今日の自由な社会の中にあっては、結婚生活を高め、強めていくのは難しくなりつつあります。多くの人々が離婚したり、結婚しないで男女の関係を持つ傾向にあります。 自我を中心として生きる人間にとって、一番難しいことは 「従い、仕える」ことです。
それは結婚した夫婦においても同様でしょう。アダムとエバは、 互いに相手を従わせようとしました。
今日まで男性は、その力によって女性を支配してきたと言えましょうそこには本当の平和は無く機会があれば女性の抵抗が生じ得るのです

平和な家庭が実現するためには、夫婦が互いに仕え合わなければなりません。それも力に圧迫されたりすることなく・・・。 聖書は、キリスト者全ての内には神の霊、聖霊が宿っていると教えています。  
そして、聖霊(神)に、自己を明け渡し、支配された生活を過ごすようにと命じられているのです(エペソ5章18節)。

聖霊が私たちを満たし(支配)てくださるとき、私たちの内に新しい人格を築いてくださいます。それが聖霊の実(ガラテヤ5章22-23節)という教えです。

全てのキリスト者に命じられており、全てのキリスト者は、その人の気質がどうであっても、聖霊に満たされることによって変えられるのです。聖霊に満たされることの検証として、異言や倒れ現象等に頼ることは間違っています。
   
聖霊の実を結ぶことであり、賛美と感謝によって礼拝すること、賜物を用いて証しをすること、そして、互いに夫婦間、親子間、雇用者・被雇用者間で仕え合うことによって、検証すべきであります。

多くのことで失敗しても、夫が妻を、妻が夫を愛し仕えることに成功するなら、本当の成功者となるでしょう。「しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。・・・」 ガラテヤ 5章22-23節

私の青春のキー・ポイント
吉田 恵津子姉
私は、神戸市西区の田舎で生まれ、育ちました。祖父は私が生まれた年に亡くなり、祖父と父母、3人の兄がいて、末っ子が私です。父は、国鉄(今のJR)に勤め、母は美容院をしていました。中学、高校とバレーボール部に所属し、練習に明け暮れる毎日でした。

しかし、そのような中でも、なぜか心の中が空しく感じ、いつも何かを求めている自分があるのです。本屋に寄ると、人生論とか哲学に興味を持って、適当な本を買って読んだり、図書館で借りてみたりするのですが、これと言った答えはみつからない。本屋の上の方に聖書があったのでパラパラと最初を読みかけて、創世記のアダムとエバの話を読むと、何か神話じみてついていけないと思いました。 しかし、聖書には何か特別な印象があって、もっと読んでみたい気もしました。そんな 時、三浦綾子さんの「道ありき」を買って読みました。とても読みやすくて、綾子さんの正直な告白に心打たれました。また別の作品を見つけては読み、次
第に、彼女の求めた神を私も求めるようになり、教会へ行ってみたい気持ちになりました。

1970年、2月に明石駅でもらったクルセードの案内がきっかけとなり、私は初めて教会に行きました。入り口に着くと大きな外国人が迎えてくださり、慣れない日本語で挨拶してくださいました。私はそれまでこんな身近に外国の人を見たことがなかったのです。賛美歌、聖書のお話、お祈り、すべてが初めてで、別世界に入ったようでした。

学校の先生が語るような話し方ではなく、愛と確信に満ちた表情と口調で語られる説教者のメッセージに感動しました。ここに、私が求めていた真理があるのではないかと思い、初めて聞いたイエスキリストの福音を信じ、受け入れる決心をして、招きの座に、気がついたら行っていました。帰りにいただいた聖書を持って4日間、続けて教会へ行き、この特別な集会は、私のこれからの人生にとっても、特別な意味を持つようになりました。 その日からイエス・キリストが私の心の中に入ってくださり、今まで私の人生を共にしてくださったのです。振り返れば 32年間過ぎていますが、昨日のように思い出される私の青春のキー・ポイントです。

熱心な仏教徒であり、祖先崇拝の中で生きていた母も晩年には、キリストを信じ救われました。主が与えてくださった家族をもっと大切にして、日々、主と共にこれからも歩み続けたいと願っています。

「 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、わしのように新しくなる。」 (詩篇103篇2節〜 5節)